弘法の筆謬り

外資系企業で働く戦略コンサルタントのブログです

外資コンサル流賃貸物件の探し方(第7回)物件の紹介を受ける

※この記事は前回からの続きです。ぜひ概要編からお読みください。

前回、有料物件を見つけるためには、2~3社の仲介事業者と信頼関係を構築していくことが何よりも大切であるというお話をしました。今回は仲介事業者と信頼関係の構築し、優良物件をいち早く紹介してもらうための信頼関係の構築方法について書きます。

とにかく早く、丁寧にレスポンスする

前回、レスポンスの早い仲介業者は絶対条件であるという話をしましたが、ずっとレスポンスが早いかどうかは借り手の我々次第です。とにかくこちら側は真剣に物件を探しており、条件があう物件があればすぐにでも契約するのだという意思表示をすることが何よりも大切です。

そして仲介業者としても借り手はたくさん居ますから、その中で優先度を上げてもらうことが必要になります。

そのためには、とにかく早く、丁寧にメールを返信することがコツです。
場合によってはメールではなくて電話番号を伝えておいて本気度を示すことも有りだと思います(事実私はそうしています)

紹介を受けた物件を丁寧にレビューする

とにかく細かく具体的に探している物件の条件について仲介業者に伝えてきましたがなかなかそれでも最初からバッチリイメージが合う物件を紹介してくれる人は非常に稀です。

15万円未満って言ってるのにこの物件管理費込みで16.5万じゃん…といった本当にメール読んでるのかというような物件が紹介されてくることも通常です(世の中そんなものです)。

これはさながら仕事を依頼する上司と部下の関係に似ている事がお気づきでしょうか、常日頃から私がツイッターで言っているように、コミュニケーションは伝わっていない方だけではなく、伝えられなかったほうにも問題があると考える方が生産的です。

今回のケースであれば15万円未満は絶対条件であり、15.0万円になった瞬間にどんなに魅力的な物件であっても考慮の対象外になるということをもう一度はっきりと(そして丁寧に)伝えましょう。

このプロセスをサボって、メールの返信を無視するなどは論外です。

仲介業者側は、あなたは物件を探す真剣さがないとみなし、次にメールを送ってこなくなります(もしくは優先順位が下がります)。

逆の立場になって考えると当然なのですが、一度メールを無視された相手に対して、返信がないのにもう一通メールを送ることの真理的ハードルは非常に高いものになります。

如何に的外れな物件が紹介されてしまったとしても、丁寧にどの点が違うのかを伝えることだけはサボらないようにしましょう。

複数の仲介業者と付き合うことは不誠実ではないのか?

と、ここまで当然の様に複数の仲介業者とのやりとりを前提としてお話しして来ましたが、これを不誠実と思い、1社の1担当とのみ付き合うような人がいらっしゃると思います。

これは個人個人の考え方の問題ではありますが、私自信はこれは問題ないという立場です。

仲介業者の方も我々借りては複数の業者とやりとりをしていることを前提で話をしてくださいますし、何よりSuumoのサイト上、複数の物件(異なる仲介業者)に問い合わせをすることを何度もおすすめしてきます。

同じ物件を懇意にしている複数の仲介業者から同時に紹介を受けた場合にどうするのかという悩ましい論点は最後まで残りますが、私はその場合は先にメールが来ていた方経由で申込みをすることに決めております(そしてその旨を正直に遅かった方の仲介業者の方にお伝えします)

このような適度な緊張関係が業界を活性化していくものと私は考えます。

「8. 申込み⇒内見」に続く